fwupdでLinuxからUEFI(BIOS)のアップデート
Linuxデスクトップを利用する際に少し問題となるBIOSのアップデート。 ここではfwupdというツールを使ってUEFI(BIOS)のアップデート方法を書く。
特徴として、別のデバイスにBootableなディスクを焼いてアップデートする必要がないが、サポートされているデバイスでなければ対応出来ない。
なお、Unetbootinを使ってUSBデバイスからのアップデート手順をQiitaに書いているのでそちらもご参考あれ。
この記事はUbuntu16.04ベースのelementary os v0.4(loki), Dell XPS13 9360で試した内容を元にを書いている。
fwupdで利用可能なデバイスかどうかを確認する
利用可能なデバイスのリストはこちら→(https://fwupd.org/lvfs/devicelist) 自分のXPS13 9360はfwupdでアップデート可能だった。
fwupdのインストール
aptでfwupdインストールする
sudo apt install fwupd
cabファイルをダウンロード
(https://fwupd.org/lvfs/devicelist) からダウンロードする。
画像内のリンク先のcabファイル。
fwupdmgrでインストール
fwupdmgrというコマンドが利用出来るようになっている。
ただし、ACアダプタを接続していないと進めないので注意する。
fwupdmgr install
でファームウェアをインストール。
fwupdmgr install /path/to/your/downloaded/firmware.cab
これでインストール待ち状態になった。
再起動時にBIOSのロード画面でアップグレードが走る。